Gastric Dilatation-Volvulus (GDV), known as BLOAT
 胃拡張・捻転は、超大型及び大型犬においてよく見られる症状で、プードルでは、スタンダード・プードルにみられる。

 急激に胃に空気が溜まって膨張し、それが捻れることによって食道と幽門が塞がります。これにより、脾臓や肝臓からの通常の血液の流れが止まり、ショックを起して死に至るため緊急処置が必要となります。

症  状:
 腹部の膨張、吐き気(吐こうとするが何も胃からは出ない)、落ち着かない、流涎、浅い呼吸などがあり、ショックを引き起こして死に至る。

遺伝形態:
 不明。プードルにおいては強い家族性がみられる。

診断方法:
 レントゲン、もしくは臨床診断による。

発症年齢:
 個体差があるが、多くは2歳以上でみられる。

治  療:
 捻転の場合は緊急手術が必要となる。

 捻転のリスクを少なくするためには、一日の食事回数を一度以上するべきです。生の果物や野菜をエサに混ぜることによって、胃の機能を助ける場合もあると言われていますが、食事の種類、内容と胃拡張・捻転を結びつける要因ははっきりとわかっていません。

 最近の研究によれば、気質(性格)的な要素が問題視されており、恐がりであったり、不安症が強い犬は胃拡張・捻転のリスクが高いという報告がされている。パーデュー大学における最近の調査によると、体型的に腹部の幅が狭く、かつ深いという犬種は胃捻転を起こすリスクが高いとされています。(例:アイリッシュ・セッターなど)

 胃捻転はそのままにしておくと生命に関わる重大なものである。この症状には家族傾向がみられるため、胃拡張や捻転を頻繁に起したり、胃捻転で手術をしたような犬は繁殖に用いるべきではないであろう。

VIP Fact Sheet より一部和訳

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スタンダード・プードルは、ブロートのハイリスク犬種です。
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